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お客様の声ご紹介

実際にANZAIの選別機をご使用頂いているお客様の声をご紹介いたします。

 

≪お願い≫

お客様への直接のご連絡はご迷惑となりますので、ご質問等がございましたら当サイトのお問い合わせフォームまでご送信下さい。

なお、ご質問の内容によってはお答えできない場合もございますので、その際はご了承下さい。

安心、安全で美味しい国産米を味わってもらいたい  ~LAZ・LCT・LEO~

成田工場長様とLCT-550
成田工場長様とLCT-550

岡山県北部の中山間地域で良質な米と豆の集荷を営む、株式会社四方一商店様のお声をご紹介いたします。

 

四方一商店様は、長年地域の農業振興に尽力されてきた集荷・販売業者様です。この度、独自の技術で、胚芽残存率を最適に精米できる新工場を建設されました。

目玉の胚芽精米は普通精米よりも食物繊維やビタミン類が多く、健康につながることもあり、県内・京阪神・関東などのホテルや健康食品ルートへ販売していく事になります。

 

そこで、良質なお米の販売に不可欠なのが、高性能な色彩異物選別機です。

精米ラインの仕上げとしまして、四方一商店様ではLAZ-1605DLCT-5502基をご使用頂いております。

LAZ-1605Dでは、確実にカメムシ黒点米・異物の除去を行い、さらにLCT-550で様々な製品づくりに対応、より安心安全なお米をつくっています。

 

LEO-300D3
LEO-300D3

成田工場長様に、お話を伺いました。 


「良い製品を自信持ってつくっていく上で、欠かせない機械です。

旧型の機械に比べ、選別性能も格段に上がり、小さな黒点米やシラタ混入が多い原料でも自在に対応できています。新型の選別機を使用する事で、以前より自信を持って良い物づくりができています。

また精米ライン時間処理量2tに対して、余裕のある機械を設備した事で、入念に仕上げる事ができます。


『安心、安全で美味しい国産米を味わってもらいたい。』をスローガンにこれからも、色彩選別機を上手に活用していきます。」

 

また、精米工場における選別機と同様、豆工場でも当社のレオソーター(型式LEO-300D3)が活躍しております。 

 

お米と違い、豆の集荷・販売にあたっては、ダルマササゲ・小豆・大豆など多岐にわたる品種を取り扱います。

レオソーターは、豆の多品種選別で大きな役割を担っているとの事です。

 

芦田専務様にも、レオソーターの感想を伺いました。

 

「消費者に寄り添った、安心安全な製品づくりに、大変重要な機械であると考えています。

以前は、蛍光灯の機械を使用していましたが、品種切り替えに多くの時間が掛かりました。また気温変化が激しいこの地域で、以前の機械は、機械調整に手が掛かり、不便を感じておりました。特に暖機運転や選別の安定性が大きな課題でした。

レオソーターは、LED搭載により、今までの課題をクリアするだけでなく、選別性能も大きく向上していると思います。

技術の進歩を実感するとともに、安西製作所へは、更なる向上を期待します。」

 

四方一商店様のお考えとして、地域の農業に根差した物づくり販売を継続し、今後も農業振興に貢献していくとの展望があります。今回の取材を通して、わたしたち安西製作所も 「選別」というカテゴリーで、世の中に貢献していくという使命をあらたにいたしました。

 

最後にお忙しいなか、取材に快くご協力頂いた四方一商店様、誠に有難うございました。

歩留りの向上に驚きの声 ~LEDハイパーソーター,LEDマイティーソーター~

JA全農とちぎパールライス部様
工場全景
今回は、㈱安西製作所が誇る最新の米用色彩・異物選別機を複数台ご利用JA全農とちぎパールライス部様(栃木県芳賀郡芳賀町芳賀台198-2芳賀工業団地内)のお声をご紹介いたします。
 
栃木県の農地は131千ha8割弱が水田である。農業産出額は2,700億円を誇り、米・野菜・果実等が約7割、畜産が約3割の構成となっている。肥沃な大地、豊かな日照、首都圏の立地など、恵まれた環境を活かした農業が実践されている。同工場では県内・県外産の精米出荷を一手に担う。
 
LHT-1100
LEDハイパーLHT-1100と小川さん
この現場で、主力精米ライン設備(処理能力6t/h)の要になるのが、搗精直後の色彩・異物選別機。だが、以前から使用中であった機種は、導入後10年以上が経ち、老朽化も激しかった。「消費者の皆様へ、常に安全・安心のお米をお届しなければならないのに、このままでは危ない。また、修理や消耗部品などのメンテ費用がかさんで困る。」と、工場長補佐の鈴木宏明さんが、更新に踏み切った時を振り返る。

しかし、「仮に新しい選別機を導入しても、性能や操作性が悪い・ランニングコストが高い機械では、より良い製品の供給は難しい。」と考えていた鈴木さんは、国産の主要選別機メーカーに立会い性能試験を依頼した。その結果、全ての条件において一番優秀であったのが、安西の『LEDハイパーLHT-1100(異物用近赤外線カメラ搭載)』だ。
「全ての光源がLEDだから、立ち上がりが早く動作も安定している。省エネ設計でコストも削減されました。また、精度重視のU溝シュートなのに、処理能力が高いのには驚いた。」と、鈴木さん。更に話は尽きず、「一体型ボディだから、操作・メンテナンス共に簡単。何と言っても、始業前に行うEJ(空気銃)自己診断機能は、本当に助かります。」と、鈴木さんの顔がほころぶ。
LHT-270
LEDハイパーLHT-270と荷見さん
その後、パールライス様では、もち米1.5t/hラインに同シリーズのLHT-270を、また酒米ラインには別シリーズのマイティソーターLAZ-1605Tを、相次いで導入する事になる。
 
最後に事務室へご挨拶に伺い、パールライス製造課長の半田誠さんより一言エールを頂いた。「確かに、ハイパー導入後は製品が安定したが、それ以上に驚いたのは歩留りが大幅に向上した事。不良品の排出を見ても、良いお米はほとんど出ていない。こんな良い機械を、もっと産地に導入してくれれば、我々の仕入れる原料も安定するのに。
 
以上、JA全農とちぎパールライス部の皆様、お忙しい中ご協力頂き誠に有り難うございました。

LAZ-1605T
LEDマイティーLAZ-1605Tと木村さん

LED搭載機で更なる品質向上   ~LHT・LAZ・RGB~

道南産『ふっくりんこ』
道南産『ふっくりんこ』

北海道北斗市にございます株式会社私市兄弟商店様のお声をご紹介させて頂きます。

 

株式会社私市兄弟商店様は、函館山から見る百万ドルの夜景や、北海道新幹線が開通し北海道の玄関口として新函館北斗駅がある北斗市に所在し、1956年(昭和31年)創業以来、日本の『主食』に携る事業を展開しています。

 

生産農家との協力により『道産ふっくりんこ』をはじめ安全・安心な米作りを推進し、製品は安全・安心・食味の安定に一切の妥協を許さないことが義務であり飽くまでも崇高な使命とお考えになっています。

LAZ-1205Tの前で私市支店長様(右)と柏﨑様(左)

そうした安全・安心の提供に必要不可欠な色彩選別機を各工程に2台以上設置する体制が敷かれ、その中でも年々お客様の求める品質が高くなってきていることから、高性能の色彩選別機を1ラインに3台使用し製品3回掛けを行い、より一層安全・安心な製品作りに努めておられます。

 

その最終仕上げとしてLAZ-1605Tでは極小ガラスの除去テストにおいて全て除去でき、またLHT-270においては選別安定性が高く微小な黒点米も的確に除去できることに非常に満足されています。

 

2016年秋の札幌支店開業に際しましては、LED照明を使用している異物色彩選別機LAZ-1205TとカラーシステムRGB-1205を導入し、製品品質の安定を保っています。

札幌支店のオペレーター柏崎様より『操作が簡単で品質が安定し無駄打ちが少なく、安心して使用出来る機械』とお褒めの言葉を頂きました。

 

私市兄弟商店社員ご一同様、お忙しい中ご協力頂き有難うございました。

地域に愛されるお米屋さん ~トリニティーシリーズ~

株式会社岩崎米穀様
株式会社岩崎米穀様

今回ご紹介するのは、安西製作所が誇る新型の選別機「トリニティーシリーズ RGB-805」をご利用頂いております、

 

静岡県三島市の「岩崎米穀」様、通称「いわべー」様です。

 

日本人の主食といえば「お米」ですが、お米はその年々の天候や収穫量によって美味しさや価格が大きく変わってきます。

 

「いわべー」様はブランドだけには拘らず今一番旬なお米、すなわち美味しくてリーズナブルなお米を厳選してお客様へお届けします。

 

ここがお米の「いわべー」様が東海地域から愛され続けている理由です。

菊池マネージャー様
菊池マネージャー様

安心・安全なお米を安定してお届けできるように、日々の品質管理には特に注意をしているようです。

 

そこで活躍しているのが新型の色彩選別機「トリニティーシリーズ RGB-805」です。より美味しく召し上がって頂けるように着色米やシラタ米の様な被害粒を選別します。

 

マネージャーの菊池様からは、

トリニティーシリーズRGBを導入してから安心してお客様へ美味しいお米を届けることができるようになった。とお褒めの言葉を頂戴しました。

 

この度は取材にご対応頂き誠にありがとうございました。

品質向上に向けての切り札  ~ハイパーレオソーター~

株式会社北陸リサイクルセンター様
株式会社北陸リサイクルセンター様

安西製作所が誇るシュート式フルカラーデジタル選別機『LEO-805DC+』をご利用頂いております、

株式会社北陸リサイクルセンター様(石川県白山市水島町428)のお声をご紹介いたします。

 

株式会社北陸リサイクルセンター様は、2004年6月北陸コカ・コーラーボトリング㈱様の協力会社として設立され、ペットボトルの再生用原料製造を主に事業を展開されて来られました。

 

この度は、年々厳しく求められる品質レベル向上の切り札として、ハイパーレオソーターを導入して頂きました。

 

今回導入して頂きましたハイパーレオソーターは、ペットフレーク業界初の、フルカラータイプ+近赤外カメラ付のフルスペック仕様となっております。

LEO-805DC+
LEO-805DC+

 

選別機導入後、芳里(ほうり)代表取締役社長様にお話をお伺いしました。

選別機導入の要因としては、

 ①年々入札も厳しくなって来ている状況なため、同業者との差別化

 ②お客様より厳しく求められる品質向上に向けての対策

 ③本業界で生き延びて行く手段

等が挙げられるとの事。

 

お得意先様からは、かなり好評が得られている状況との事で、『期待通りの結果が出ている』とのお言葉を頂戴致しました。

 

また、現場を管理されておられる近藤取締役工場長様からは、

 ①原料の質・混入率等に関係なく一定量をこなせるので、作業効率UP

 ②機械トラブルがないため、手間が掛からない

 ③お客様に質の良い安定した製品を供給出来る

等のお言葉を頂戴致しました。

 

最後に、お忙しい中取材にご協力頂きました株式会社北陸リサイクルセンター様、誠に有難う御座いました。

北海道産そば粉へのこだわり ~LG-05T~

工場外観
今回は、北海道新得町の新得そば本舗 新得物産株式会社様のお声をご紹介させて頂きます。
 
新得町は北海道十勝地方の北部、広大な日高山脈の麓に位置します。気候も温暖で、昼と夜の気温差が大きいことから農産物の生産に大変適した地域です。とりわけそばの生産に力を入れており、新得町の特産品としても親しまれています。
 
新得物産様では昭和49年より40年以上に渡り、北海道産の粉にこだわり一貫した生産体制のもと、そばを作られています。
関連会社の新得物産サホロ農園様で80ha以上もの広大なそば畑を管理・栽培されています。
 
夏頃には一面に綺麗なそばの花が咲き、そばロードとして観光の名所にもなっております。
 
栽培されたそばの実は収穫後、自社にて製粉され、製麺・乾燥の後、商品として出来上がります。
 
常に真心と人手による生産にこだわってきた新得物産様ですが、時代と共に人手に代わり、商品の品質を向上出来る機械を探されておりました。
色彩選別機ご担当の阿部様
特にそばの品質と見た目に直結する脱穀後の工程は、人の目が欠かせない重要な部分です。
 
その重要な工程を目視に代わって作業を可能にした機械が、シュート式色彩・異物選別機LG-05Tです。
そばの実と異なる色のものを瞬時に見分け、除去する。
 
 「こんなにすごい機械があったんだ」と清水社長様もその精度に大変驚いたとのこと。
 
今まで目視にて除去を行っていた工程が、機械化することで生産性と効率が大きく向上。より一層の品質向上に向け、今では製造工程の中で欠かせない1台に。
 
異物混入等、より品質に厳しい時代だからこそ必要な機械とのお言葉を頂きました。
 
前年は全国そば優良生産表彰において最高位である、農林水産大臣賞を受賞されましたが、受賞の余韻もそこそこに清水社長様・合田専務様の眼差しは更に先を見据えておられました。
 
社員ご一同様、お忙しい中ご協力を頂き有難うございました。

“ANZAIリピーター”最新の米用異物選別機を増設 ~LRC-1100~

工場長補佐の荷見さんと最新ラインの最終工程に設置されたLRC-1100

前回の掲載に続きJA全農とちぎパールライス部様(栃木県芳賀郡芳賀町芳賀台198-2)のお声をご紹介いたします。


JA全農とちぎパールライス部様では、主力の精米ラインへ2011年LEDハイパーソーターLHT-1100を導入以降、その2年後には酒米ラインへLEDマイティソーターLAZ-1605Tと、モチ米ラインへLHT-270を相次いで増設され、現在(株)安西製作所製の3機種は全てフル回転で稼働しています。

 

そして、ついに2016年秋には大手取引先向け精米設備の新設に伴い、その最終工程へ安西が誇る最新型の異物選別機『LEDレスキューソーターLRC-1100(最大処理能力11t/h)』を導入されました。

 

同機種の採用に至った経緯を、パールライス製造課の鈴木さんに伺いました。

「これまで安西の選別機を使ってきて、その安定したパフォーマンスに絶大なる信頼感を持っており、各お取引先からも、レスキューソーターの高評価を伺っていたので決断しました。」

 

また、オペレーターでもある工場長補佐の荷見さんは、「安西の選別機は、他メーカーと比べ操作が簡便で、お米の微妙な品質の変化にも柔軟に対応できて、現場はとても助かっています。」と、満面の笑みを浮かべていました。

 

以上、JA全農とちぎパールライス部の皆様、年始の大変お忙しい中、取材に協力頂き誠にありがとうございました。

LED搭載機で品質第一に ~LEDレスキューソーター~

阿部精麦株式会社様
白根工場外観

今回は安西製作所が誇るLEDレスキューソーターをご利用頂いております、

阿部精麦株式会社様(新潟県新潟市南区茨曽根3701) 

のお声をご紹介致します。

 

阿部精麦様は明治4551日に創業され、105年を迎えられる老舗です。

 

精麦・大麦粉製造販売 破砕精米の受託加工 米の委託選別を行い全国へ商品を出荷されています。


LHT-1800
工場内 LHT-1800

こちらの現場の主力精米ラインは処理能力15t/hを保有しその高品質な製品を供給し続けるのに欠かせないのが㈱安西製作所製の色彩、異物選別機となります。

 

最新型ガラス対応色彩選別機 LHT-1800x2機、最終工程には新型異物除去専用機 LEDレスキューソーターを新設し、常にベストな状態で稼働しています。

 

レスキューソーターはガラス対応色彩選別機でも除去が難しいあらゆる異物を除去可能であり、品質向上に貢献すると判断され最大機種のLRC-1800を導入して頂きました。 

 

「私共が第一に考えているのは製品の品質です」

 

新潟という土地柄もあり冬場の工場内は極めて低い気温での使用になりますが、全てLED搭載機の為、立ち上がりも早く光源も終日安定していると近藤工場長様より高評価を頂き、

 

「蛍光灯仕様の選別機を使用していた頃は、終日選別を安定させる事は難しく熟練作業者が必要だった」と以前を振り返ります。

 

近藤工場長様
近藤工場長様(LEDレスキューソーター前にて)

色彩選別機・異物除去専用機を通しあらゆる異物を除去した製品を出荷出来るラインをお持ちだからこそ委託選別の依頼も多いのだそうです。

 

阿部精麦様の工場はいつお邪魔しても整理整頓されていて、品質向上に高い意欲が感じられます。

 

最後に取材にご協力頂きました阿部精麦株式会社の皆様、お忙しい中ご協力頂きまして誠に有難う御座いました。

 

麦・米の向こうに見えるお客様の為に ~レスキューソーター~

吉原町の本社工場
吉原町の本社工場
今回は㈱安西製作所が誇る異物専用選別機レスキューソーターをご利用頂いております、株式会社高畑精麦様(香川県善通寺市吉原町2392-1)のお声をご紹介致します。
 
高畑精麦様は明治21年に高畑商会としてスタート、昭和52年に高畑精麦に社名を変更。香川県善通寺市の吉原町に本社を置き麦ごはん用の押し麦、焼酎・味噌の加工用大麦を製造・販売しております。
 
年々厳しく求められる品質レベルにもその声にお応えすること、その先をお届けすることを使命と掲げており、時代のニーズに対応できるよう工場の徹底した衛生管理と最新鋭の設備で製品を出荷しています。
レスキューソーター
最終ラインのレスキューソーター

高い品質を保つため工場内では数多くのANZAI製選別機を使って頂いておりますが、仕上げ選別の最後の砦を担っているのが「レスキューソーター」です。

レスキューソーターは異物のみに反応する特殊カメラを搭載した白米専用の異物選別機で、ガラス選別機でも除去できない異物やラインで混入する糠や虫等を袋詰めの直前でチェックし除去する機械です。

 

レスキューソーターのコンセプトに共感を頂き大麦でも使えないかとのご要望を受け精麦用にカメラを開発。何度かのテストで今まで以上に品質の高い麦が出荷できると判断され、最大チャンネルの240chを導入して頂きました。

今日まで製品の品質保持に大きく貢献しています。

池田工場長様
池田工場長様
「以前は外国産大麦特有のワイルドラディッシュ(浜大根)という他種子に悩まされていましたがレスキューソーターを導入して簡単に解決しました。導入する前から何度もテストをして下さったり、導入後は年一回色彩選別機の講習会をひらいて下さったり弊社の品質に最大限協力して頂いております。」と池田工場長のお言葉。
 
合わせて、
「いつお会いしても社員の方々の選別機に対する熱意に感心します。工場も非常にきれいに整理整頓されており、モノづくりに対する真摯な姿勢が伝わってきます。選別機メーカーは多々ありますがこれからも末永くお付き合いお願いします。」と大変嬉しいお言葉を頂戴致しました。
上吉田の精米工場
上吉田の精米工場
また、高畑精麦様は同じ善通寺市内の上吉田工場で味噌・米菓子用の精米事業を手がけています。
 
加工用のお米は規格がさまざまな為品質を一定に保つのは難しいのですが、精麦同様徹底した管理と充実した設備で品質の高いお米を出荷しています。

高畑精麦様は今後も麦・米の向こうに見えるお客様の為、安全な製品を出荷していきます。

 

最後に、取材にご協力頂きました株式会社高畑精麦様、お忙しい中有難うございました。

更なる安全・安心・安定 ~Au・BMR・BLCなど~

今回は、㈱安西製作所が誇る最新の小麦グレードアップ選別機・マグネットストーナー・ベルト式異物色彩選別機等を御使用の更別村農業協同組合様(若園則明組合長様)(北海道河西郡更別村字更別南292番地)のお声を紹介致します。
 
北海道更別村の農地は10,750haあり、その内訳は以下の通りです。
・小麦2,055ha(19%)
・豆類2,130ha(20%)
・馬鈴薯1,865ha(17%)
・甜菜1,676ha(16%)
・飼料作物2,552(24%)
・その他472ha(4%)
Au-2000
グレードアップ選別機
なかでも基幹作物である小麦・豆類は馬鈴薯・甜菜と並び輪作体系上重要な基本作物として位置付けられております。
 
小麦については2,000haを超える作付面積となっており、実需者ニーズに応えた『品質評価基準値』に合致するため、生産現場では更なる品質向上を図るべく平成21年度に小麦グレードアップ選別機Au-20002基導入されました。
磁力選別機BMR
磁力選別機
また、小麦の受入れ検査も独自の基準を設けており、穀類品質判定機GI-256を使用する事(ご計画中)により検査の迅速安定を図っておられます。
 
一方、豆類は小豆・金時類・大手亡類の三種類に集約され、特に金時類の作付面積は概ね800haに達し、作付面積・生産量は日本一です。
 
平成21年度には、豆類調製施設にマグネットストーナーBMR-700BMR-1000、およびベルト式異物色彩選別機BLC-600D5それぞれ3基をはじめとするANZAI製選別機の導入と低温貯蔵施設の完成により品質・製品歩留まりの向上を実現し、消費者・実需者の信頼に大きく応えておられます。
BLC-600D5
異物除去機能付き色彩選別機
最後に、ご協力頂きました更別村農業協同組合の皆様、お忙しい中ご協力頂き有難うございました。

余市町から全国へ ~マグネットストーナー~

磁力選別機 BMR-100
北海道の余市町で穀物商を営む平塚三郎商店様のお声をご紹介させて頂きます。
 
余市町は北海道の中でも有数の温暖な気候で、昔から農業・漁業が盛んな地域です。
果実栽培も盛んで特にりんご・ブドウの生産地としても知られ、つい最近まで全国的な人気を博したドラマの舞台にもなりました。
 
豊かな緑と海に囲まれた余市町、そこで平塚三郎商店様は昭和33年創業以来実に60年近く米・豆・そば等道内外に向け出荷されております。
 
工場ではANZAI製の機械が多数活躍していますが、平塚専務様が無くてはならないと仰る1台が「磁力選別機 BMR」です。
平塚専務様(事務所前にて)

ようてい地方で刈り取られた小豆を集荷、その全量を工場内の機械により製品化されております。

その他、精選が難しいとされるそばについても刈り取り時に混入する石や鉄等の異物に手をやかれていました。

 

今まで以上の品質を維持し、お客様に安心・安全をお届けしたいとの信念のもとBMRの導入を決められました。

磁力で石が取れるなど当初は半信半疑な面もありましたが、導入後その効果はすぐに発揮されました。 

 

実際に原料を流すと軽石が取れる取れる!比重選で難しいとされる軽石の除去もBMRにより可能となりました。

その活躍により、その後工程の色彩選別機から「全くといっていいほど石がでなくなった」と言わしめるほど。今では3基のBMR-100が活躍中で何基あっても困らないと、絶大な信頼を頂いております。

 

平塚三郎商店様、ご多忙の中誠に有難うございました。

こだわりのチリメンジャコを皆様の食卓へ ~リアルソーター~

チリメンジャコ生産ラインにて
今回は、㈱安西製作所が誇るベルト式色彩選別機(リアルソーター)をご利用頂いております、カネキ水産株式会社様(兵庫県神戸市西区枝吉5丁目164-1)のお声をご紹介します。
 
カネキ水産株式会社様の歴史は、昭和36年岸本冷蔵株式会社としてスタートし、平成元年岸本冷蔵水産加工部を独立、法人化し現在に至る。
 
場所柄、明石産・瀬戸内産の蛸を原料とした冷凍・冷蔵食品、イカナゴ加工品、チリメンジャコ加工品、魚全般と取り扱い商品が多いのが特徴。
 
販売先においても、大手水産加工メーカーや生活協同組合等、数多くの取引先を持つ。
岸本代表取締役社長様
岸本代表取締役社長様
今回、色彩選別機を導入して頂いたチリメンジャコのラインは、生処理(釜で炊く作業)で1.5t/h/台 → その後乾燥機での処理で約600kgのチリメンジャコが生産され、本社工場の屋上に設置してある干し場にて、天日干しの作業を行い、最後に色彩選別機(リアルソーター・LEO-600MS)にて最終選別を行い、チリメンジャコ以外の異物を除去するのにご利用頂いております。(繁忙期には、1日に2~3t生産するとの事です。)

 一昨年、チリメンジャコの業界においては、フグの稚魚混入問題でクローズアップされたが、いち早く色彩選別機を導入していた事で、生産量を落とさずに対処が出来たとの事。
 
今後、色彩選別導入を検討される同業者の方々にも、工場見学・アドバイス等を行ったりと常にお忙しい岸本代表取締役社長様。
 
アドバイスの中でも、『選別機メーカーは安西製作所だけではないぞ!他にも色々と見て検討した方が良い』と語るそのお言葉の中には、『安西製作所!今後もっと良い選別機を製造販売しなさい。』との熱いメッセージが込められているように聞こえて参ります。
 
最後に、取材にご協力頂きましたカネキ水産株式会社様、お忙しい中誠に有難う御座いました。

高品質の野菜種子を出荷する為に ~LEOソーター~

みかど協和株式会社
本社
今回は安西製作所が誇るベルト式フルカラー選別機LEOソーターをご利用頂いております、

みかど協和株式会社様(千葉市緑区大野台1丁目4番11号)
 
のお声をご紹介致します。
みかど協和様は、平成1911日に旧みかど育種農場と旧協和種苗株式会社が種の開発・供給の力を強化する為に合併して出来た会社で、農協や種苗会社を通して全国に商品を出荷しております。
 
『野菜種子を育種して採る』と云う事業を本業としており、フランス農協組織を母体とするリマグラングループの一員にもなっております。 
LEOソーター
工場内のLEOソーター
工場は高品質の種子を出荷する為に最新鋭の機械が何台も設備されていますが、その中でも欠かせない1台となっているのがフルカラー色彩選別機LEOソーターです。
 
種子は粒形選別・風力選別の工程を通った後LEOソーターで色の選別をして出荷されます。
変色した種子は発芽率が悪い為取り除く事が非常に大事で、1670万色以上の色を識別できるLEOソーターはダイコン、キャベツ、トマトをはじめ数多くの種子の選別に活躍しております。
 
LEOソーターを実際に調整している菰岡様にお話を伺いました。
菰岡様
物流加工部の菰岡様
「以前、品質管理を担当していたのですが、種子品質評価については、技術的に向上して評価できる体制になったものの品質に問題がある種子の品質改善が課題となっていました。当時の機械はモノクロカメラの選別機だった為にダイコンやキャベツ、ネギの一部の品種にしか使えず、選別も草の種子や全体的に変色している物等わかりやすい異物しか取れませんでした。新機種の選定時には国内外機種を検討しLEOの導入となりましたが、LEOは小粒~大粒といろいろな品種に使え選別も穂発芽や皮剥け、変色の細かい物まで除去できるから助かっています。その結果品質改善を行うことができています。オプションでNIRのカメラを付けましたが近赤でしか取れない種子と同色の異物もあり、付けて正解でした。」 
 
また、調整やメンテナンスに関しても、
「蛍光灯の交換もいらないし画像を見ながらタッチパネルでRGB感度を同時に設定出来るから調整も簡単です。うちは少量多品種ですし、原種も調整するので混入が1粒あっても困ります。清掃し易いのもありがたいです。」
 
選別の面でもメンテナンスの面でも精選効率が格段に良くなったと笑顔でお声を頂きました。
 
最後に、取材に協力して頂いたみかど協和株式会社様、お忙しい中ありがとうございました。

安全・安心・おいしさを届けたい ~レオソーター~

北海道芽室町のジェイエイめむろフーズ様のお声をご紹介させて頂きます。
 
芽室町は北海道十勝地方の中央部に位置し、耕地面積約20,000haを有する国内有数の畑作地帯です。
この地域の農家626戸を組織する総合農協がJAめむろ様(辻勇組合長様)です。
   冷凍食品 十勝めむろ えだまめ
かつての「豆のめむろ」から今日は小麦・馬鈴薯・ビート・豆類のバランスをとった輪作体系を維持されており、農業粗生産額は250億円を超えているとのことです。
 
近年は枝豆・スィートコーン・長芋・インゲン・ゴボウなど野菜の生産が盛んで、生産全体の10%程を占めるほどまでになり今後も成長が期待できる分野のようです。 
さらに攻めの農業を担う施設として平成5年に農産物処理加工施設を建設され、食品加工事業が開始されました。
運営は100%子会社の「ジェイエイめむろフーズ」様が担い、芽室町の農産物に付加価値をつけ生産者の顔が見える安全・安心・おいしい加工食品をお届けしています。
冷凍食品 十勝めむろ いんげん
   冷凍食品 十勝めむろ いんげん
ジェイエイめむろフーズ様では野菜と馬鈴薯の加工の両輪で3700t/年程の原料を使用し冷凍食品を製造されており、主要商品は「十勝めむろ」限定品種マチルダを使ったフライドポテト、生協取扱が多い国産冷凍野菜の枝豆・インゲン・ブロッコリーなどです。
 
近年は商品に対する消費者の安心安全への要求が強くなっており、これに迅速に対応する為多くの人手を使った選別・検品作業を行っていましたが、人手不足と品質維持に悩まれていました。
 
そこで注目されたのが色彩選別機です。
LEO-600D4
LEO-600D4
食品業界を調査された結果圧倒的に輸入機が多く、国産機械の導入が遅れている理由としては精度に優れていても防湿防塵を中心とした耐久性とサニタリー性がクリアーできていないことでした。
導入を計画された当初は海外メーカーを検討されていたそうですが、輸入機を使用する工場に話しを聞くと一定の人員削減や効率化は図られているものの、選別品位の細かな設定が出来ない事や、メンテナンス時の対応日数・意思の疎通が取れないこと等を聞き導入に踏み出せなかったとのことです。
 
そこで国内メーカーに目を向けた時、安西製作所が誇るベルト式フルカラーデジタル選別機LEOソーターがその目にとまったとのこと。国内メーカーとしてはまだ取組む事の少ない食品工場向けの洗浄性や選別精度を維持できるサニタリー性に大いに注目頂きました。
LEO-600D4
LEO-600D4搬送部
まだ冷凍加工向けの実績が少なく不安もあった為、幾度にもわたる検証テストを実施。その結果お客様が求める能力を出したのがLEO-600D4でその導入を決めて頂きました。
導入してからも、品目ごとのデーター設定の相談や前後ラインとのマッチングによる精度向上及び効率化へ共に取組んでおり導入後のきめ細かな対応に「安西さん(LEO)に決めてよかった」とお言葉を頂いております。
 
また、選別にかけていた人員の削減と目視の負担軽減も大きく「生産性も1.5~2倍になる品目もあり、何より品質の安定とリードタイムの短縮がはかられ、取引先との信頼関係を築くことが出来ている。」と大変お喜び頂いております。
 
今後の加工事業の展開拡大に向けてのツールとして期待しているとの原谷定広工場長様のお言葉に、感謝と共に改めて身が引き締まる思いが致しました。
 
お忙しいところお時間を頂き、皆様本当にありがとうございました。
 
ジェイエイめむろフーズ様HPアドレス:

三股のゴマを全国へ ~リアルソーター~

「しも農園」下石様ご夫妻


今回は、宮崎県三股町からリアルソーターをご使用いただき、こだわりのゴマを生産して全国へお届けしている「しも農園」代表下石正秋様のお声をご紹介致します。

異物の混入事件などが騒がれている近年、日本人の食へ対する基準は、ますます厳しくなってきております。

特に自然の恵みからできる農産物は、より厳しい検査が必要とされてきています。


選別後の良品(左)と不良品(右)

「健康でおいしくて、安心、安全なゴマを皆様の食卓へ届けたい!!」

という下石代表の一途な想いがそこにはありました。

しかし、米粒よりも小さなゴマを一粒一粒、人が目視し検品するのは、とても容易なことではなく一日かけて選別作業をする場合もあるとの事でした。色彩選別機を導入後は、「選別作業に労していた長い時間も他の作業へ費やせるようになり、より安定した生産ができるようになった」と下石代表より感謝の言葉を頂いております。

 

しも農園様、ご協力有難うございました。

 

業界の常識を覆す品質へのこだわり~ベルト式色彩選別機(BLD)~

株式会社正和クリーン様
事務所(手前)と工場(奥)

安西製作所が誇る多用途光学式選別機をご利用頂いている、株式会社正和クリーン様(広島県尾道市長者原1-220-7)のお声をご紹介します。

  

株式会社正和クリーン様の歴史は、一般廃棄物処理業務からスタートした1981年に遡る。20054月には、それまで培った技術と企業基盤を活かして尾道PETボトル再生工場の操業を開始。

瀬戸内の尾道という土地柄、橋で結ばれていない島からも使用済みPETボトルを回収している。そのような島のPETボトルは綺麗だが、それ以外の場所から回収されるものには汚れや異物が混入したもの、そしてラベルが残ったままのものがまだまだ目につくのが現状。


工場の機械ラインにはオリジナルのものも多く、独自の発想と培ったノウハウを活かし、試行錯誤しながら改良に改良を重ねて、お客様の要望に応える高い品質の製品を作り出している。それらの機械設備の中でも特に業界の注目を浴びているのが、ベルト式色彩選別機BLD-1200S52t/h仕様)

導入に至ったそもそものきっかけは、安西から届いた一通の展示会招待状から始まる・・・。

 

BLD-600D
   BLDシリーズ外観(写真は600型)
以前より、色彩選別機でラベル付きPETフレークを除去したいとの考えから、あらゆる選別機メーカーの試験をしてきたが、なかなか満足の行く結果は得られなかった。村上代表取締役は、「これはチャンス到来か。」との直感を信じ、上京して展示会に訪れた後、直ぐに安西製作所・本社にも出向きテストに立ち会った。そして、これまで苦労を重ねてきた選別が、いとも簡単に成功した瞬間、「よし!買うけん!!」と、即決で設備導入を決断。
こうして201112月、PETフレーク業界の先駆者として、色彩選別機の運転を開始した。
PETフレーク選別見本
PETフレーク良品(左)と不良品(右)

「私達が何よりも大切に考えているのは品質です。コストはその後で考えればいいのです。そうでなければ、お客様の信頼・安心を得ることはできません。この色彩選別機により、高品質に仕上がった当社のフレークは、年々出荷量も増え、繊維製品・シート製品・容器パック製品に加工されています。」と語る村上代表。


同業他社が納めたフレークの品質が悪く、納品先のメーカーが色彩選別を依頼してくることもしばしば。「こらからも、色彩選別機導入に次ぐ斬新な発想と行動力、そしてエコ力で挑戦を続けていきます。」と、PETリサイクル事業部の木村部長。社員一丸となって高品質な製品作りに挑戦する熱意を感じた。

来年は、ラインの最初で複数の人手をかけ苦労をしている、PETボトルの分別自動化を狙い準備しているとの事。

  

最後に、取材にご協力頂いた株式会社正和クリーンのスタッフの皆様、お忙しい中本当にありがとうございました。